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こたんとエッセイ(習いごとその3)
前回までのあらすじ (その1) (その2)


最初は兵隊の格好で旗を持って踊る。
ダンスの途中で一度舞台のそでに戻り、急いでレオタードに着替え
リボンを持って再び舞台に現れる。


私は練習のときから一度も
この機敏な動作が出来ずにいた。

着替えるのにモタモタし、
慌てて飛び出していく姿は、
ダンサーではなくコメディアンである。


からまったリボンをグルグル回し、フラフラ踊っていた。

しかし、
なぜか、本番の日はいつもより早く着替え終わり、
リボンを片手に勢いよく、広い平和台球場に飛び出して行った。


・・・が、その後ろに続くはずのみんなの姿はない。
「えっ?」と思い、周りを見渡したが誰もいない。

 ・・・しまった!まだ登場するところじゃない。
早まってしまった!! 


でも、練習のときは時間ギリギリであったのに・・・・なぜだろう。

ハッと自分の姿を見るとレオタードにリボン・・・
そして、頭には兵隊の帽子をかぶったまま登場していたのだ。


しまった!兵隊の帽子をとるのを忘れたーっ! 

もうこれじゃドリフだ。

”だめだこりゃ”でジャーンと音が鳴り、
ステージが回って終わりゃいいのに・・・。

ダンスもひげダンスに変えてしまいたい。。

ひとりポツンと舞台に立ち呆然とした。

いいなあ、ドリフはいつも5人で一緒にバカをして。

私にはカトちゃんもブーもいない。
いるのは、いかりや長介のような怖い先輩だけだ。

あ〜ぁ、どうせなら体操の上手な仲本工事になりたい。
さまざまな思いが胸中を駆けめぐる。

私は舞台のそでを目指し、レオタード姿で一気に走った。

その横をみんなは軽やかに舞って登場していた。入れ違いである。

そのあとも動揺を隠しきれない私はバトンを落としたり、
回さなくてよいところでリボンを回していた。
回さなければならないのは、頭の方だ。

その他にも、何を考えているのか、
髪をサルのようなショートカットにして、
一人だけおダンゴヘアーが結えなかったり、
ガツガツ飲み食いして太めなダンサーになったり・・・
懲りることなく、先輩をカチーンとさせていた。


私の場合、先輩が怒るのも無理はない。

今改めて申し訳なかった思う。


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| エッセイ | 10:07 | comments(0) | trackbacks(1) |
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